「海の素」

*** 海の素 ***

やさい村お店

[発売元]やさい村

東京都三鷹市下連雀3-6-25

「海の素」ものかたり -その15-

〜ガンとミネラル〜

長崎で爆心地から1、4キロで被爆しながらも、充満する放射能の中でスタッフと共におびただしい数の被爆患者の治療に当たり、激務に激務をこなす中、この聖フランシスコ病院のスタッフは一人の原爆症の発症者も出さなかった。

院長である秋月辰一郎医師はその原因は院長の指示で皆に食べさせた「玄米のご飯とワカメの味噌汁」であったと断言している。
その説明の中で、氏はミネラルの事に言及している。

このミネラルとは、ワカメという海藻に付着していた「海のミネラル」であり、味噌に使われた塩に含まれていた「海のミネラル」のことである。
それと同時に放射能に対して最も防御効果が高いと言われている味噌の事だが、無数の微生物や酵素の活動によって熟成させられた発酵食品である。

この日本の発酵食文化もひとつのカギを握る重要な食文化といえましょう。
「海の素」の説明でたびたび触れて来た事ですがこの酵素の活動の原動力がこのミネラルということになります。


—ミネラルやビタミンは、それ自体はカロリーを持っていません。
だからエネルギー源とはなりえません。
しかし自動車に必要なオイル、つまり潤滑油としての働きをし、酵素の円滑な化学反応を助ける触媒の役目をするのです。

酵素というのは、化学反応を促進する物質で、全ての生命現象は無数の酵素の働きが入り乱れて行われ、その生命を支える酵素を助けるのがミネラルということになります。
ミネラルが体内に入ると酵素に出会い、イオン化されます。
酵素はこのイオン化ミネラルの助けによって本来の働きができるのです。
消化などがよく知られています。

ミネラルには必須ミネラルといい人間の生命活動と健康維持のために必要不可欠なものがあります。
そしてどれが欠乏しても欠乏症が起こります。—
〜(ガン治療の決定打!特効薬はミネラルだったー現代書林)より抜粋〜


玄米に重金属などを排出する力があるのは知られているところなので、秋月医師の云わんとするところは、玄米、そして海藻、ミネラル、そして味噌(発酵)、塩がとても重要ということが言えるのではないでしょうか!?

今回引用させてもらった「ガン治療の決定打!特効薬はミネラルだった」は非常に示唆に富んだ本で、著者の崔昌禄医学博士は非常に深くガン発生のメカニズムに切り込み、実はガンの発生はミネラル不足が原因であると説いています。
氏はガンはズバリ言ってしまえば「ガン体質」から生まれると言っています。
では、ガンを発生、増殖させるガン体質とはどのような体質を指すのでしょうか?
氏が指摘する気を付けなければならない8の体質をご紹介して次号に続きます。

1. 腸内細菌叢のうち、ビフィズス菌のような有用菌が少なく、ウェルシュ菌、べーヨネラのような有害菌が多すぎる体質。
2. 防御機構やいろいろな酵素活性が著しく低下している体質。
3. 肝機能、ことに肝カタラ—ゼやグルクロン酸の活性レベルが低下している体質。
4. 不飽和脂肪酸が過酸化脂質に変化しやすい体質。
5. 紫外線や放射線に対する過敏性反応を示す体質。
6. 血液や体質が酸性に傾きやすく、貧血や便秘が起こりやすい体質。
7. 体内でインターフェロンが誘起しにくい体質。
8. 精神的なストレスが内向し、ホルモンバランスが崩れやすい体質。

これら8つの特徴は互いに重なり合っていますので、特定の1つの体質だけが独立しているものではありません。
しかしどの特徴・体質一つをとってみても生命存続においては重大な事態だといえます。


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