「海の素」

*** 海の素 ***

やさい村お店

[発売元]やさい村

東京都三鷹市下連雀3-6-25

「海の素」ものかたり -その28-

〜微量元素と免疫・夏の過ごし方〜


~必須微量元素の欠乏が免疫機能を低下させる事が最近注目されているが、その機序については不明な点が多い。
また必須微量元素は栄養状態と密接な関係が有り、低栄養状態における免疫能の低下は多岐にわたる栄養素の欠乏が存在し、その考察を難しくしている。
必須微量元素のうち免疫能に影響を及ぼすと考えられている鉄、亜鉛、及び銅について述べる。

Ⅰ.鉄:鉄欠乏による免疫能の破綻は軽度の細胞性免疫能の低下と顆粒球内殺菌能の低下が主である。
また鉄過剰は静菌的効果のある transferrin の鉄飽和度を増し、鉄を必要とする細菌の
発育を助長して易感染症を高める。

Ⅱ.亜鉛:亜鉛欠乏は最も免疫系に影響を及ぼす微量元素である。
亜鉛欠乏に陥ると早期にリンパ系臓器の委縮をきたす。
さらに亜鉛の金属酵素である thymidinekinase やDNAおよびRNA polymerase の活性を低下させ、免疫担当細胞の分裂、増殖を阻害し、T細胞の減少をきたす。
その結果主に細胞免疫能の低下をきたすが、これらは亜鉛投与により速やかに回復する。
液性免疫能の低下は少ないが、乳児期の欠乏は液性免疫にも影響を及ぼすと考えられる。
亜鉛の過剰はマクロファージなどの形態的変化をきたし、殺菌能の低下をきたす。

Ⅲ.銅:銅欠乏による免疫能の検討は少ないが、網内系細胞の機能低下および抗体産生細胞数の減少をみ、さらにT細胞のリンパ球幼若化反応の低下をきたす。
銅の過剰によってもT、B両細胞のリンパ球幼若化反応の低下をきたす。

以上、必須微量元素の過不足により、免疫能の低下が起こることにより、これらの適当な濃度の保持が免疫能の維持のために重要である。―関口隆憲・宮尾益英~


*さて、微量元素が人の免疫系に深く関わっており、不足しても、多すぎてもいけない、バランスを取って適度に過不足なく体内に摂り入れておくことが免疫機能を正常に維持する上で重要だと述べられている。
特に、暑くなって食欲が無くなったり、汗を沢山かくようになると、汗と共に体内のミネラル分が出てしまい、食欲がなくなって、ちゃんと食事を取らなくなってしまうと、ここで書かれている低栄養状態となり、だるい、やるきが起きない、元気が出ないなどといういわゆる「夏バテ」状態となり、その根本原因を忘れて、甘い物や水ものばかり飲んでごろごろしていると免疫機能が落ちてきて重大な疾患にかかる可能性があります。

そこで大事なのは、夏こそちゃんとからだを動かして汗かいて、少しいつもよりしかりと塩気を利かせた料理を作って食べて食欲を落とさない食事を取ること。
汗をかいているんだからちゃんと塩気を摂らないとへなへなになっちゃいますよ。
食欲を落とさないようにしてちゃんと食べ物から栄養素やミネラル、ビタミンを摂ることが基本です。
もちろん農薬化学肥料漬けのものではなくちゃんとした無農薬のお米や野菜を食べるのは常識です。

それから、ミネラルバランスが整ってマグネシウムや亜鉛がたっぷりはいっている「海の素」はご飯を炊くときには忘れずに入れましょうね。
ご飯もぐっと美味しくからだのミネラルバランスも整えてくれますよ。

アトピーやあせもなどで関節部に湿疹が出来る人が多いですけど「海の素」を100~500倍に薄めてガーゼなどに湿らせて患部を拭くのも、かゆみが楽になりますよ!
あせも赤ちゃんも気持ち良く眠ってくれるのではないでしょうか。
大根、栗の葉、桃の葉、びわの葉、きゅうりなどを使う方法もあります。

では、暑くて、ミネラルの消費しやすい夏を「海の素」で元気に乗り切って下さい! 


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